高血圧症
心臓の収縮期で動脈内の血液量が最高に達したときの圧力を最大血圧、血液量が最も減ったときの圧力を最小血圧と言います。
高血圧の判定基準は右の図の如くです。
成人における血圧の分類。
高血圧になると、心臓には普段より大きな負担がかかり、動脈硬化が進行します。この状態が長く続くと、
脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)心臓病(狭心症、心筋梗塞、心不全)、腎臓(腎不全)、
血管(大動脈解離、閉塞性動脈硬化症)眼底(高血圧性網膜症)などに合併症をひきおこします。
症状は頭重感、肩凝り、めまいなどがありますが、症状が無い場合が多い。
また、高血圧患者は糖尿病、臓器障害、心血管病の有無により、重症度が決められます。
高血圧患者の層別化
高齢者高血圧における降圧薬治療対象血圧値、降圧目標レベル
治療は、過労、ストレスに気をつけ休養、睡眠を十分とる。太りすぎにならないよう、標準体重に近づける。
運動療法は持続的でリズミカルな低い強度の有酸素運動を毎日行う(例えば早足で毎日30分歩行)。
強い強度での有酸素運動や重量挙げのような等尺性レジスタンス運動では筋収縮が末梢血管の抵抗性を高め血圧の急激な上昇を招くので危険です。
禁煙。アルコールの制限(エタノールで男性は20〜30g/日以下、女性は10〜20g/日以下)
食事は塩分を一日7g以下(このうち調味料などとして添加する食塩は4g/日以下)、
カロリー控えめ、コレステロールや動物性脂肪を取りすぎない、新鮮な野菜を十分に取る。
食品
調理
降圧目標は若年、中高年で130/85mmHg未満、高齢者になるに従って脳循環障害を来たしてくることから少し高めに設定します。
これらの生活習慣の改善を行っても高血圧が治らない場合な薬物療法が必要です。
初診時の治療計画
かかりつけに医師に相談して降圧剤を処方してもらいましょう。
降圧剤
高血圧は一生の病気です。定期的な血圧測定と検診を受け続けましょう。薬も勝手に中止することが無いよう医師の指示を守りましょう。
早朝高血圧
家庭血圧測定条件
高血圧の食事療法ビデオ