骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨の中のカルシウム、リンの量が減少するために、骨の密度が小さくなり、
骨がスカスカになり非常にもろくなる状態をいいます。
とくに閉経後の女性に多く起こり腰椎や大腿骨頚部が骨折しやすくなります。
腰や背中に慢性的な痛みやだるさを感じたり、夜中に体を急に動かした時に、
腰や背中に鋭い痛みを感じたりすることのある人はこの病気の疑いがあります。
進行すると、背中が丸くなったり身長が縮みます。
このような人はレントゲン撮影など検査を受けることが必要です。
新しくできる骨より壊される骨の量が多くなると、骨はスカスカになりますが、
この骨粗しょう症の原因はカルシウム摂取量の不足、閉経後や卵巣の手術後女性ホルモンであるエストロゲンの不足、
ビタミンDの不足が関係あるとされています。
骨量減少を伴う疾患の骨吸収の指標及び治療効果判定に血清中NTx(T型コラーゲン架橋N−テロペプチド)が使われています。
NTxはコラーゲンの分解により産生されるヒトの骨に特異的なT型コラーゲン由来の分解産物です。
NTxが14nmolBCE/L 以上では骨吸収が亢進していると考えられ、骨粗ショウ症の治療を3ヶ月以上継続するとNTxは低下します。
治療は一日850mg以上カルシウムを牛乳、乳製品や小魚などの食事で取りましょう。
ビタミンDはカルシウムが腸から吸収されるのを促進するので、魚類、海草、キノコを多く取りましょう。
無理なダイエット、偏食、インスタント食品、清涼飲料水は避けましょう。
日光浴はビタミンDを活性化し腸からのカルシウムの吸収を促進します。
運動は骨に刺激を与え、血流を良くして骨を丈夫にします。一日30分ぐらい早足で毎日歩いてみましょう。
タバコの吸いすぎやアルコール、コーヒーの飲みすぎも良くありません。
これでも改善しない場合は薬物療法は必要です。
ビタミンD3製剤、ビタミンK、エストロジェン製剤、カルシトニン製剤、ビスホスホネート製剤、イプリフラボン製剤、ラロキシフェン製剤などがあります。
医師とご相談ください。

骨粗ショウ症の食事療法ビデオ