痛風、高尿酸血症
血液中の尿酸の量が異常に多い状態を高尿酸血症といいます。
尿酸の産生、すなわちプリン体の分解が行進している場合を産生過剰型、尿酸の腎排泄が低下している場合を排泄低下型、両者ともに存在する場合を混合型と分類されます。 日本人の痛風患者のうち産生過剰型は約1割、約6割が排泄低下型、約3割が混合型です。
病型診断には尿酸クリアランス/クレアチニンクリアランス比が用いられます。
初めは自覚症状がありませんが、放っておくと血液中の尿酸は溶けきれず結晶になって関節や 腎臓などに沈着し、痛風、腎障害、尿路結石、高血圧、心臓障害などを引き起こします。
足の親指がムズムズするなど前兆期ならコルヒチンを、発作が起きたら消炎鎮痛剤を飲みます。 関節炎を十分治療した後に尿酸低下剤をはじめます。
高尿酸血症の治療は血清尿酸血が6mg/dlを目標に生活習慣の改善と尿路管理を行い、8mg/dlを超えたら尿酸値を下げる薬を飲みます。
これには、尿酸の排泄を促進する薬と尿酸の合成を阻害する薬があり、患者さんのタイプによって使い分けます。
日常生活で心がけることは、尿路管理をすることです。 水分を多く取り尿量を1日2リットルぐらいにし、尿をアルカリ化するためにアルカリ性食品を多くとり、尿をアルカリ化する薬を飲みます。
自己管理では標準体重に近つけ過剰のカロリー摂取を避ける。尿酸のもとになるプリン体の多い食品は避ける。果汁や果物の過剰摂取をひかえる。
お酒とくにビールを控えめにする。適度な有酸素運動をする。脱水は排泄低下型の高尿酸血症を引き起こします。 薬を途中で勝手に止めないで、定期的に尿酸を測定してもらうことが大切です。

メタボリックシンドロームと高尿酸血症
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